【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。








「...ほら、被れよ」



「あっ...はい」



渡されたヘルメットを被って、何回も乗ってる零さんのバイクの後ろへと乗る。




「...おい朝日」



「はい?」



「俺は電話越しより、一秒でもお前に会いたいから電話をすぐに切っただけだ。
冷たくしたとか...勘違いしてんじゃねーよ」



「!!?」



ぜっ...零さんんんんんん?!!!



突然の零さんの萌殺しに
今すぐその背中に抱きつこうとした時、バイクが動き出して揺れるから、慌ててバランスをとった。




「ふふふっ...」




零さんも私に早く会いたかったなんて...。



お互いがお互いを好きって、なんだか幸せすぎて顔がニヤケてしょうがない。




片想いの方が楽しいなんて絶対嘘。




だって私は生まれて初めての恋だけど
片想いの時より、両想いの方が素直に気持ち言えてスッキリするんだもん。