「...ほら、被れよ」
「あっ...はい」
渡されたヘルメットを被って、何回も乗ってる零さんのバイクの後ろへと乗る。
「...おい朝日」
「はい?」
「俺は電話越しより、一秒でもお前に会いたいから電話をすぐに切っただけだ。
冷たくしたとか...勘違いしてんじゃねーよ」
「!!?」
ぜっ...零さんんんんんん?!!!
突然の零さんの萌殺しに
今すぐその背中に抱きつこうとした時、バイクが動き出して揺れるから、慌ててバランスをとった。
「ふふふっ...」
零さんも私に早く会いたかったなんて...。
お互いがお互いを好きって、なんだか幸せすぎて顔がニヤケてしょうがない。
片想いの方が楽しいなんて絶対嘘。
だって私は生まれて初めての恋だけど
片想いの時より、両想いの方が素直に気持ち言えてスッキリするんだもん。


