【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。







「...」


「...」



他のクラスメイト達がガヤガヤとうるさい中
わかりやすいくらい、ここだけ空気がシーンと静かになる。





...流石に言いすぎたかな?とは思ったけど。




「ハハハー、冗談だよ冗談!!」


「悪いな加島!!俺らも言いすぎたわ〜!」




ご機嫌取りの様に、この空気をどうにかしようと男子達が作り笑いでそう言いながら、直人の肩を軽く叩いては
逃げるように自分の席へと戻っていってしまった。




...そのせいで、直人と2人気まずい雰囲気へ。




「...なんか悪いな朝日」



「...ううん、私こそイライラしちゃってごめんね。
でも私と付き合ってるなんて、誤解されたままだと直人に彼女出来なくなったらなんだか悪いし...」



「...」



「ほら直人モテるし!!ねっ?」



「...別に」



「へっ?」



「...別に誤解されたままで...俺は別に...いいけど」