「うるせーな。
言われなくても誘ったけど...無理だって。
朝日最近マジで付き合い悪いの」
「ほーん、もしかして直人君そろそろ振られちゃうんじゃないですかー?」
「あんなにいつも一緒でラブラブだったのにな!」
「ばっ...!付き合ってねーよ!!」
冷やかしとともに現れる笑いの渦に
直人が照れながらも楽しそうに男子達の背中を軽く叩く。
こういうやり取り...て言うか、ノリがあんまり好きじゃない私は
聞こえないフリをして次の時間の授業の準備をした。
はぁ...やだなー...
なんだか零さんに会いたくなってきた。
学校が終われば、いつでも会える零さんなのに
学校と言う短い時間の中ですぐに会いたくなるから、私って本当に零さんにゾッコンなんだなーって、最近毎日思う。
「おーい加島〜、たまには直人の事構ってやらないと〜」
「そーだそーだ!お前ら学校公認のラブラブカップルだったじゃねーか」


