【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。








持っているスプーンでカレーをすくって、男はカレーを口の中に運ぶ。



一緒にいるとドキドキしてしまうのは
きっと初対面だからなんだろうか。



しばらくこのドキドキに浸っていたい。



そう思って今日1日泊まる事になった彼を見つめて食べるご飯は最高に美味しかった。




「よーし!!洗い物始めようか!!」



食べ終わった皿をキッチンの洗い場に持っていき
スポンジを手に取り洗剤をつける。




久しぶりに1人じゃない夜は、なんだか私にとっては特別で



そのワクワクに浮かれてしまったせいで
パリーーン!とお皿を落としてしまった。




「わーーーー!」


「おい!大丈夫か!?」


「えっ!?」




落とした皿の破片が手に刺さってしまい、声を上げると

お客様なのに、その声に反応した男がキッチンにやってきて


私の切った手を口にくわえる。