【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。









倉庫の中に鬼口のキレたドス声が響く。



怖すぎて体は震えるけど、私は兎恋の総長さんを睨む目をやめない。




そんな私に総長さんが口角をあげた。





「ククッ...やべぇー零の女ってーのは、ここまで面白い奴だったのか」


「...」


「ちょっと味見したくなってきたなー...」




総長さんが目だけで後ろを見ると、直人の顔を確認して私の方に目線を戻す。




「あいつはお前の第2の男か...?」


「ちがっ...!」


「じゃあ零とあいつ、どっちに先に抱かれたか教えてくれねーか?」


「!?」


「もし零って答えたなら...」




総長さんが私の服のボタンに手をかける。


一つボタンを外すと、楽しそうに二つ目も外した。




その様子を見て直人が「やめろよクソ野郎!!」と
何も出来ない体で暴れると



ーーーーーガッ!!



抵抗できない直人のお腹を鬼口が蹴った。