【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。









「とにかく家の中だけは絶対無理だから!
鞄は本当にありがとう!それじゃあまた月曜日に学校で...!」



「お前〜なんでそんなに家の中入れたがらないんだよ! やっぱ男でもいんのか...?」



ギクッ



こんな時だけ勘のいい直人に何も言い返せない。


だけどバレるのだけは絶対嫌だ。


少しでも零さんと一緒にいたいのに...直人になんか邪魔されてたまるもんですか!!



「いっ、いるわけないじゃん!直人ってほんと考えすぎなとこあるよねー」


「...」


「逆に、なんで直人は私の家に入りたいの〜?」


「...」


「あっ!わかった〜私と少しの間でもいいから一緒にいたいんでしょー?あっはー直人ってわかりやすー...」




からかったつもりが、そのからかいに直人の顔が徐々に赤く染まってきて、変な空気になってしまった。




「...えっ、なにその反応」



「はあ!?ばーかばーか!!別になんでもねーよ!お前が急に変なこと言い出すからだろ!!」



「...」



「...」



「「...」」