【完】月明かりの下、君に溺れ恋に落ちた。







「はーい...って、直人!?」


「よっ」



ドアを開けた瞬間、目の前には直人。


一体何しに来たんだろう...?



「直人、どうしたの?」


「お前〜急に授業抜け出したりなんかしてヤンキーかよ」


「いや...ヤンキーじゃないけど...」


「ほら、お前が忘れていったカバン!届けてやったんだ感謝しろよな〜」


「忘れてた!!直人ありがとう!!」



私が笑って直人から鞄を受け取ると、直人が少し嬉しそうに笑った。





「それじゃあ...」


「あっ!おい!」



特に何も話すことなんかないし、お礼も言ったからドアを閉めようとした時


直人が無理矢理閉めようとしたドアに手を挟んできた。




「ちょっ...!危ないじゃんバカ!!」


「バカ!?ふざけんなお前!!せっかく家まで届けてやったんだから家の中にぐらい入れて茶ぐらい出せよ!!」


「はあ!?それとこれとは別でしょ!!」



無理矢理家の中へと入ろうとする直人に焦る。



家の中に入られたら終わりだ。



だってお風呂入ってる零さんがいるんだもん...



色々勘違いされるっていうか...

一緒に少しの間住んでるなんって言ったら絶対変に誤解される!!



だって直人は...


直人は...



同い年だけど、弟みたいな存在だし私のこと気にかけてるから

もし零さんの事がバレたら絶対怒られるに決まってる!!