ワンコ時々オオカミ

ガチャとドアを開けると真琴ががいない、キョロキョロ探して見るとテラスにある白い椅子に体育座りをしてタブレットを見ている。

テーブルにはパンやスクランブルエッグやサラダなど朝食がのっていた。

 「ここにいたんだな」と真琴に声をかけてる。

 「長いシャワーでしたね」とタブレットから目を離し梓を見る。

 「シャワーにいろんな機能があってつい子供みたいに体感してた」

 「若様もそんな心があるんですね」

 「まーな」(体の熱がなかなか治まらなかったから発散させてた)なんて何も知らなそうなお嬢様には言えない。

 「さあ食べましょう」とタブレットの電源をきり椅子の上から足を下ろした。