如月先輩がかっこよすぎて同居なんてムリです!

side美憂



「…先輩が笑ったの……はじめてみた…」



先輩が立ち去った後、私は思わずそう呟いていた。


先輩の笑った顔が、
すごく、すごくーーー…



「綺麗…」



顔の作りが綺麗とか、そういうのじゃなくて…


うまく言うことができないけど、すごくすごく綺麗だった…





改めてもらったお弁当を見ると、胸がきゅっとなった




「美憂!」




突然呼ばれた声にビックリして振り向くと、りっちゃんがいた



「……りっちゃん…」



「美憂…如月先輩と面識あったの?」




面識もなにも、同居してるんだけどな…
ゆっていいのかな…?



「えと……り、りっちゃんはなんで如月先輩のことしってるの?」



それとなく話題をそらした



「知ってるもなにも、有名すぎるくらい有名だよ!!ミスターコンの1位だし、もう既に一年の間でファンもいっぱいいるくらい…」


「そ、そうなんだ…」



き、如月先輩ミスターコンで1位だったんだ…
そりゃ、あんな人がいたらグランプリとるよね…



「…で、なんでお弁当なんかもらってるの?しかもそれ手作りだよね??」



ご、誤魔化せてなかった…




「…で、私この噂聞いておもってたんだけど、美憂の同居人の名前も 如月 遥 だよね?
女の子だとおもってたけど、先輩のことなの?」



「っ」



ほ、ほとんどバレてる…




じっ。

りっちゃんが私を見つめる



「………」



ーーーーーーりっちゃんには、嘘つけないや…




「……えっとね…りっちゃんの言う通り、同居してるの…如月 遥って先輩のことで、女の子じゃなくてビックリだったんだけど…」




「………」




「り、りっちゃん?」



キョトンとするりっちゃんにもう一度名前を呼んだ



「…や、やっぱりそっかぁ〜!それはもービックリだね!(笑)
い〜なぁ〜あんなイケメンから愛妻弁当♡」


「あ、愛妻弁当なんかじゃないよっ」


「いやぁ、ビックリしすぎて頭がついていかなかったよ(笑)ただの予想だったからさ!」



「このこと一応だれにもゆわないでねっ!」



とりあえず口止めをしておいた

こんなことは言わなくても、りっちゃんなら大丈夫だろうけど…



「言うわけないじゃんっ!(笑)
あー、ほんとびっくりした…」


「あの…自分から言わなくてごめんね…」