だめ…このままじゃ連れて行かれちゃうっ…!
助けて…春優君っ…!
「やめろよ。嫌がってんだろ、そいつ。」
「はぁ?お前誰だよ?」
「悪いけど、こいつ俺の知り合いだから。」
「ちっ…男いんのかよ。」
そう言いながら男達は去って行った。
それを呆然と見ていると突然腕を引っ張られた。
「わっ!ちょっ…春優君…!?」
「いいから来い。」
私は春優君に連れれて、いつの間にか公園に来ていた。ブランコのところまで行って止まると、掴まれていた手は離された。
「あの…ありがとう、春優君。」
すると春優君は着ていたパーカーを脱いで、私に被せてくれた。ふわりと香る春優君の匂いは夢を思い出させる…。
「それ着てろ。夜はそんな格好じゃ寒いだろーが。」


