私と君の4日間。~伝説がもたらした奇跡~


「ただいま~。」


「未春おかえり。…とにかく私はこのことに関しては反対ですから。」


お母さんが返事を返してくれたけど、リビングには重たい空気が漂っている。


自分の部屋に入るとベッドに座って横に倒れる。そして私の脳裏に浮かんだのは夢の中でケンカしていた二人の姿だった。


出来れば夢みたいな二人の顔をを見たくないし、ケンカしている声も聞きたくなかったのに。


狭い部屋にいると色々と嫌な事を考えて気が重くなってしまう。私はそれを振り払うように頭を左右に振る。壁にかけてあったカーディガンを羽織って部屋を出た。


家を出て少し歩く。カーディガンのポケットに手を入れると、小銭が数枚入っていた。たぶん、前に着た時に入れたものだろう。コンビニで温かい紅茶でも買って公園で時間潰そう。


私は公園の横の道を通り過ぎて、その少し先にあるコンビニに入った。レジの横にあるホットと書かれた棚から温かいミルクティーを手に取り、会計を済ませる。


外に出るとふわっと吹いた風が少し肌寒く感じた。