私と君の4日間。~伝説がもたらした奇跡~


「お前、何言ってんの?」


「あっ、ごめん…迷惑だったかな…?」


「……はぁ、ったく、早く来い。遅いと置いてくぞ。」


「あっ…待って!」


私は春優君の後を追い掛けて教室を出た。
校門を出て帰り道を歩いていく。


それにしても春優君、歩くの早いっ…!


私は春優君に追い付こうと必死に早歩きする。
そんな私はすぐに止まれる訳もなく、突然立ち止まった春優君の背中に突撃してしまった。


「わっ、ぷっ!」


「あ、悪い。」


「ううん、私こそごめん…!」


私が追いついた春優君の隣に行くと、春優君は何も言わずに再び歩き出す。


ん、あれ?さっきよりも早歩きしないで済む?なんでだろう?あ、そっか!春優君が歩幅合わせてくれてるんだ。


さっき立ち止まったのは、きっと私を待ってくれたから。なんだかんだ言って優しい。


そう思ったら、なんだか凄く嬉しくなってしまう。思わず緩んだ口元に手を当てる。