あれから2週間、俺は激痛と高熱にうなされ続け、ほとんど意識がない状態だった。 時々意識がはっきりすると、親父が『頑張れ』って額の汗を拭ってくれていた。 親父には仕事があるのに……。 俺のために仕事を休み続けている親父に申し訳ない気持ちになった。 昼夜わからない日々。 夢の中に何度も愛実が現れた。 泣いてるのか……? 遠くで何も言わず悲しい瞳で俺を見ている愛実。 ごめん。 ごめんな……。 俺、愛実の涙を拭いに行ってやれない。 ごめん。 ごめん、愛実……。