だけど、緒方科長の優しさを知ってから、私は甘えられる幸せを知ってしまった。 その甘えを愛だと思っていた。 けど、これが本当の愛なの……? 鏡の自分は、愛に飢えているように見えるよ。 誰かに愛されたくて、愛されたくて、 今にも崩れてしまいそう。 だから、崩れないように緒方科長に甘えてしまう。 緒方科長の愛を求めてしまう。 不倫でもいい。 なんだっていいよ。 愛されているって感覚を、 私の体が求めてしまう。