「大丈夫ですか!?
なんなら今すぐ吉田を連れて来て妬きいれますよ!?」


「ん……大丈夫」



年下のくせに私を守ってくれようとする安井。


安井の優しさが

嬉しくて、嬉しくて……。



「あのさ、もし、もしも私が泣く時が来たら、
安井、私の傍にいてくれる……?」


「もちろんですよ!!
中嶋先生の涙は、私が一滴残らず拭います!!」


「ふふ‥‥ありがとう」




こんなに心強い後輩が近くにいたなんて……。

後輩……?

ううん、違う。それだけじゃない。




「安井、安井は悩みとかないの?」

「え!! 聞いてくれるんですか!?」

「私でよかったらね……」




きっと支え合える友達になれる。


二人でビールを飲みながら、

私はそう感じたんだ……。