俺は新しい年を一人病室で迎えた。 毎年正月は実家に帰っていた俺…… まさかこんなふうに年越しを過ごすことになるなんて思いもしていなかった。 正直親父と新しい年を迎えられなかった寂しさがあったけど、 だけど、今の俺にはやらなきゃいけないことがある。 執念で続けている足のリハビリ、 国家試験の勉強。 ここで全てを投げ出せたらどんなに楽だろう……。 そんな人生もありなのかもしれない。 けどそんなことは俺には出来ず、ただひたすら夢を追いかけて頑張るしかなかった。