一人じゃない。 そう思えただけで、心の中がろうそくを灯されたように温かくなった。 ずっと看病してくれている親父。 心強い理学療法士の先生たち。 心の中で、ずっと生き続けている愛実の想い。 俺は、一人じゃない。 一人じゃないんだ……。