深呼吸して、翼くんに電話をかけた。
よく考えたら、私から翼くんに私用で電話をかけるのは、初めてかもしれない。
『もしもし』
『翼くん、今日はごめんなさい』
『前から、本田さんが莉子さんに特別な気持ちをもってるんじゃないかって思ってたんだ。
今日でハッキリしたから、逆に吹っ切れたかも』
『それって、どういうこと?』
『莉子さん、迷ってるんでしょ?
ちょうど休まなきゃいけないし、冷却期間になると思うんだよね。
俺たち、少し距離をおかない?』
『翼くん違うよ、私は・・・』
『俺のことしか考えてないなら、今日みたいなことにはならないと思うけど。
本田さんがライバルってけっこうキツイけど、俺は莉子さんのこと待ってるから』
『翼くん、あの・・・』
『じゃあ、25日に』
翼くんは、一方的に電話を切った。
よく考えたら、私から翼くんに私用で電話をかけるのは、初めてかもしれない。
『もしもし』
『翼くん、今日はごめんなさい』
『前から、本田さんが莉子さんに特別な気持ちをもってるんじゃないかって思ってたんだ。
今日でハッキリしたから、逆に吹っ切れたかも』
『それって、どういうこと?』
『莉子さん、迷ってるんでしょ?
ちょうど休まなきゃいけないし、冷却期間になると思うんだよね。
俺たち、少し距離をおかない?』
『翼くん違うよ、私は・・・』
『俺のことしか考えてないなら、今日みたいなことにはならないと思うけど。
本田さんがライバルってけっこうキツイけど、俺は莉子さんのこと待ってるから』
『翼くん、あの・・・』
『じゃあ、25日に』
翼くんは、一方的に電話を切った。