「はー、もうクリスマスなんだね。早い」
ついこないだまで、半袖を着ていた気がするのに。
そう呟いて、2年前のクリスマスを思い出して笑みがこぼれた。
「翼、またあのサンタ帽子かぶるんだよね?去年は見れなかったからなぁー、ふふっ」
「なに笑ってんだよ」
「だって、嫌々かぶってた割には、すごい似合ってたもん。クリスマス楽しみ!」
無理に作った笑顔で、ケーキを販売する翼の姿が目に浮かぶ。
それでも、きっと女性客には大人気なんだろうけど。
翼はそんなあたしを見て、ひとこと「バカ」と笑い、頭をくしゃっと撫でた。
ついこないだまで、半袖を着ていた気がするのに。
そう呟いて、2年前のクリスマスを思い出して笑みがこぼれた。
「翼、またあのサンタ帽子かぶるんだよね?去年は見れなかったからなぁー、ふふっ」
「なに笑ってんだよ」
「だって、嫌々かぶってた割には、すごい似合ってたもん。クリスマス楽しみ!」
無理に作った笑顔で、ケーキを販売する翼の姿が目に浮かぶ。
それでも、きっと女性客には大人気なんだろうけど。
翼はそんなあたしを見て、ひとこと「バカ」と笑い、頭をくしゃっと撫でた。



