3ヶ月だけのママ~友達が妊娠した17才の夏~のレビュー一覧
4.7
10代の青少年、少女。 20代の人。 若いママもパパになる人にも、読んでほしい! 今は簡単にそうゆうことが出来る時代。だからこそ、女の子は自分をきちんと持たないといけない。 男の子も、すべてを受けとめられる覚悟があるのか‥‥‥。 すごい奥が深くて、引き込まれずにはいられませんでした。
10代の青少年、少女。
20代の人。
若いママもパパになる人にも、読んでほしい!
今は簡単にそうゆうことが出来る時代。だからこそ、女の子は自分をきちんと持たないといけない。
男の子も、すべてを受けとめられる覚悟があるのか‥‥‥。
すごい奥が深くて、引き込まれずにはいられませんでした。
十代の妊娠、そして出産、それにまつわる様々なできごとをテーマにしたお話です。
17歳の女の子3人、彼氏もいない主人公、妊娠してしまった友人、過去に妊娠・堕胎経験のある友人の3人の過去と現在が絡まって、話が進みます。
妊娠出産にまつわる色んな知識をこの話から得ることもできます。
思春期に入った娘の性教育をどうしようかと言っている友人ママに、思わず勧めてしまいました。まずは自分で読んでみて、娘さん(中1)が読めそうなら、読ませてあげると良いよ、と。
私自身、3人の子を持つ母親ですが、そんないい年した大人のくせに、この作品を読みながら、何度も本気で涙しました。娘が大きくなったら、読ませてあげたいと思います。
小説としても読み応えがありますが、性交渉の後に来るものが、実感を伴ってイメージできるところが、特に素晴らしい作品です! ぜひ、読んでみて下さい。
10代での望まない妊娠。 女友達3人の友情もですが、彼氏2人も描かれていたのが印象的でした。 男性は、子供ができるという実感が持ちにくいものだと思います。 特に生計を維持する責任のない10代で妊娠と向き合うのは大変なことだと感じました。 メッセージ性のある作品でした。
10代での望まない妊娠。
女友達3人の友情もですが、彼氏2人も描かれていたのが印象的でした。
男性は、子供ができるという実感が持ちにくいものだと思います。
特に生計を維持する責任のない10代で妊娠と向き合うのは大変なことだと感じました。
メッセージ性のある作品でした。
同じ十代として
ハッとさせられました。
中絶経験のある友人
今、妊娠した友人
何の経験もない自分
同年代の妊娠について
命を授かる側の責任
そして授かる命の重さについて
訴えかける作品でした。
命を授かること、失うこと。
生きていくこと。
人との関わり。
大切なことを真摯な姿勢で表現した、素晴らしい作品だと思います。
これを書いた、作者の意図も伝わります。
ただエンターテイメントとしてはどうか。
少し、読者を置き去りにしているのではないかと思います。
千奈美に対して啓子が激情するシーン。
ここの説得力のなさや、傍観者とは言わないまでも、終始一歩引いた位置から見ているかのような、主人公の存在感の薄さ。
それに伴う臨場感の欠如。
というように、人物を描くという部分に不足が見られる為、メッセージ性以上に物語を喚起させるには至らず。
そこが少し残念でした。
これ以上深いケータイ小説はないって位、ちゃんとしたテーマを持った作品です。 妊娠したことのない自分と、中絶経験のある友達、そして妊娠が発覚した友達・・・。 妊娠したというのがどういうことなのか、改めて考えさせられました。
これ以上深いケータイ小説はないって位、ちゃんとしたテーマを持った作品です。
妊娠したことのない自分と、中絶経験のある友達、そして妊娠が発覚した友達・・・。
妊娠したというのがどういうことなのか、改めて考えさせられました。