桜「自己紹介もしたし、私の友達とこの世界について教えるね。」
と言ってどこかに電話をかけ始めた。
プルルルル~ プルルルル~
桜「もしもし?」
?「あっ。桜?どうしたの?」
桜「紹介したい人がいるから、今から桟橋公園に来てくれない?」
?「瞬もつれてくる?」
桜「うん。よろしく!!」
桜「ていうことだから今から桟橋公園に移動しよう」
拓「あー、うん。で、瞬って?」
桜「後でいうよ」
拓「OK」

数分後・・・

遠くの方から、男女がやってきた。
男「よっ!桜」
女「桜。この子が例の拓弥君?」
拓「・・・」
桜「そーだよ」
男「初めまして。木川 瞬です。よろしく」
女「有澤 真奈美だよー。4649♪」
拓「よろしく」
拓「ねえ、桜?」
桜「何?拓弥」
拓「この世界のこと教えてくれない?」
桜「いいよ」
桜「この世界は、恋がしたい人の集まりでできた世界。通称『恋の世界』というんだ。」
桜「そしてもしこの世界で恋をしてしまったら…」
拓「…」
桜「この世界のことがなかったことになる。」
拓「えっ?どうゆうこと?」
桜「簡単に言えば、この世界で過ごした日常が全て記憶から消えるってゆうこと。」
拓「…。じゃー何でこんな世界がつくられたんだ?」
真「この世界を作った人が、恋を一回もしたことなかったんだって、」
真「それで恋を一回も経験しないまま亡くなってしまった。」
拓「…」
瞬「それで、こんな人がいなくなるように恋という体験をする」
真「それで一回は恋という経験ができた」
真「そしたら現実世界で本格的な恋を始めるために作られたんだ」
拓「そうなんだ。そんな深い話があったなんて」
桜「他はなんか聞くことない?大丈夫?」
拓「今のところ大丈夫!」