認『ど、どうして?』


金魚・認がやっと口を開く。


するとスッと隣に誰かの気配を感じた瞬間、その誰かに肩を抱かれてた。


一期『それは昨日、バスケで賭けのゲームして僕が勝ったから♪
んで、奏チャンが負けちゃったから……まぁこんな感じw(ニコ)?』


“まぁこんな感じw?”じゃねぇよ。


宏喜『あちゃ~。
奏も無茶するねぇ(汗)。』


認『だな。
さすがの奏でも一期には勝てねぇよ。』


「え?なんで??」


宏喜『え?知らない?』


「う、ん?」


認『一期は、プロのユースチームのエースだぜ?』



プロのユース……エース………


マ、マ、マ、マジでーーーーー!!!!???



ちらっと怖いもの見たさに、一期を見ても……


一期『えへっ♪(ニコ)』


可愛いし。


じゃなかった(汗)!!
本当みたいだし……。


認『お前、試合とか見たことなかったのかよ?』


「……いや、自分自身のプレイしか興味なくて……はは、は。」


こうなったら、笑うしかないだろ。

そりゃ、上手いワケだ。