ねこと流星は彼のすべて。

泣き続ける夏目をとりあえず
泣き止ませて電話を切る。


そして私はまた駅の方へ向かう。


きっとどこかに青がいた時に
すぐに出発できるように。





もちろん、これから探しにいく
つもりでいる。





とりあえず電話をかけてみよう。



『朝霧青』と登録し直した
番号に電話をかける。



「…お願い、出て……!」



コール音がひたすら鳴るだけで
徐々に状況を理解する。



青、お願いだから。



もう一度、声を聞かせて。



もう一度、笑顔を見せて。