溺愛妖狐ひろいました



「これが頭を洗うシャンプー。頭を洗って泡は最後に洗い流すのよ。その後はこっちをつけて洗い流す。身体はこのボトルのを泡立てて使ってね」

「・・・わ、わかった」



さすがに、お風呂には一緒に入れないし一通りやり方を口頭で伝える。
ミコトは一生懸命説明を聞いて頷く。

大丈夫かな・・・。



「じゃあ、服は洗うからこの籠の中に入れてね。出たらこのタオルで体を拭いて、新しい服に着替えること。いい?」

「はぁい」




頷いたミコトを見届け、私は外に出る。

これから、本格的にミコトとの生活が始まる。
どうなるんだろう。


ワクワクしてる自分がいて、少し不思議。


これで姿が子どもとかならもっといいのにな。
それなら気兼ねなく世話が焼けるのに。


我に返ると相手が見た目同年代の男の人だから少し緊張しちゃう。



行動とかが子どもっぽいから誤魔化せてはいるけど。




「温かいココアでも用意してあげようかな」




まるで、お母さんになったみたいだ。