溺愛妖狐ひろいました




次の日、朝起きて部屋を出ると、リビングのソファで丸まって眠るミコトを見つけた。
布団を渡してソファベッドで寝てもらったのだ。
さすがに一緒にベッドではねれないしね。

起こさないように仕事に行く準備を進める。
ミコトのご飯の用意もしておかなきゃ。
お弁当にしておいてたらお昼になったら食べれるかな。




「ン・・・、亜子・・・?」

「あ、おはよう、ミコト。目が覚めた?」

「・・・どっか行くの?」

「うん。今日は仕事に行くつもり。だからお利口に留守番しててね」




最初は警戒心丸出しだったのに、すっかり懐かれたみたい。
なんだか可愛くて仕方ない。




「うん」

「絶対外でないでね。お願いだから」

「なんで」

「なんでって、狐耳と尻尾のついた人が出入りしてるなんて怪しまれるでしょ!」

「・・・そっか」



変な噂立てられるわけにはいかない・・・!