溺愛妖狐ひろいました



「なにがですか?わかりませんけど、別に私は平気です。気にしないでください」




もしかしたら、このフロアにいる人かもしれないのに。
出来るだけ、先輩といるところを見られたくない。



「・・・なんだそれ。人が心配してんだろ」

「いりません。心配してほしいなんて、思ってませんから」





先輩は口が悪くて冷たい人だってずっと言われてきたんだから。
今更優しさなんて見せてくれなくていい。

私の事なんて、放っておいてほしい。

昨日は、頼ってしまった身で勝手だと思うけれど。




「あの、仕事があるので」



私はそう言って立ち上がると、逃げるようにその場を去った。
どうしよう・・・。
思った以上に、精神的にダメージを受けてる。

誰の仕業かわからない恐怖。
どこで見られてるか、どこで反感を買うのか。




次は、なにをされるのか。





私、どうしたらいいの・・・?