溺愛妖狐ひろいました



とりあえず、詳細は私も知らないってことにしないと、ツッコまれた時困るし。
身寄りがないっていうのは、まぁ本当だし。

ハーフってことにしておけば、髪の色も・・・ギリギリ誤魔化せるんじゃないかな。
金髪とかなら良かったのに、白髪だもんなぁ。



「へぇ。複雑なんだな」

「そうなんです・・・」

「え、何、白髪長髪美青年って」




なんとか誤魔化した私たちの会話に、秋穂が興味津々で突っ込んでくる。
まぁそうなるよね。



「それがさ、この前休みの日に街で偶然雨宮に会ったんだけど、白髪で長髪のすごい目立つ美青年といたんだよ。雨宮にも彼氏がって思ったら、親戚だったみたいでさ」

「なにそれ!白髪の長髪って、すごくないですか?」

「そうそう。すごい注目されてたよ。そうでなくても、男の俺から見ても儚げなかっこよさを感じるくらいの美青年だったしな」

「なにそれ、会いたい!ちょっと、亜子!見たいんだけど」




目を輝かせる秋穂。
勘弁してぇぇ。


てか、ミコトってやっぱ他の人から見ても美形なんだ。
男の金田先輩までそう言うんだもんね。

ミコトの子どもっぽい中身を知ってるから、私はかっこいいと言うか可愛いって感じだけど。