光ることを忘れた太陽。


「逃げんなよ。自分の存在を、否定するんじゃねーよ!」


尚也のその剣幕に、思わず体がブルッと震えた。



違う。きっと、さっきの尚也はこみ上げる怒りを抑えてたんだ。



なんで気づかなかったんだろう。


俺のせいで、尚也がこんなにも溜め込んでいたことに。



「……いや、違うんだよ。怒ってるわけじゃなくて」


嘘だ。


じゃあ、なんでそんなにバツが悪そうな顔をするの?


俺にとって不都合なことを言おうとしたからじゃないの?



「俺が言いたいのは……もっと自分に自信をもて、ってこと」


え?


その言葉に、さっきの桜蘭ちゃんの言葉が蘇る。



『石塚なら大丈夫だから……』


桜蘭ちゃんも、確かにそう言った。


2人の言葉はリンクしていて、俺の背中を押そうとしてくれてる。


その気持ちが伝わってきた。