光ることを忘れた太陽。


「そう、だよね……」


俺の態度に泣き崩れた桜蘭ちゃん。


その様子からは見てられないくらい切ない思いが溢れてて。


なんだか、俺まで泣きそうになった。



「……わかってる。あたしが悪いんだって」


そっか。桜蘭ちゃんも同じなんだ。


同じように罪悪感を感じて、それを1人で背負ってる。



だって、自分は傷つけてしまった立場だから。


弱音を吐く場所なんて、ないから。




「あたし、どうしたらいいんだろう……」


ダメだ、と思ったときには遅かった。


俺の体は勝手に桜蘭ちゃんを抱きしめていた。



「な、んで……」


「俺にもわかるよ。好きって気持ちは、誰にも止められないんだ」


そう、誰にも制御できないのは。


誰かを想う気持ちだと、俺は思うんだ。