光ることを忘れた太陽。


「石塚、ごめん……」


違うんだ。こんなことを言いたいわけじゃない。


そんな悲しい顔を見たいわけじゃないんだ。


でも、俺の言葉は止まらなかった。



悔しさ。悲しみ。怒り。やりきれなさ。


この全てが入り混じったような感情が、心の中でぐるぐると回る。


こんな感覚、初めてだ。



「……俺に言うくらいなら、本人に言ってよ」


口をついて出た言葉は冷たくて。


桜蘭ちゃんの目がまた揺らいだのがわかった。




今思えば、このときの自分を許せない。


でもこのときは、俺も必死だったんだ。



自分の身を守るために。


悪者にならないために。


どうしても、その気持ちが勝ってしまって。


桜蘭ちゃんの気持ちなんて、1つも考えてなかった。



でも、今は─────。