光ることを忘れた太陽。


その事実を伝えると、咲希ちゃんは信じられないと言いたげな顔で俺に無言で訴えかける。


そりゃ、驚くよね……。


昼休みまでは普通に付き合ってたわけだし。


俺だって話を聞いてたけど、簡単には信じられなかった。



「この学校の中にはいるんだよね?」


多分……いや、確かにいるはず。


リュックはそのままだし、尚也は何も言わずに帰ったりしないと思うから。



「多分ね」


その次の咲希ちゃんの言葉は、なんとなく予想できた。


きっと、咲希ちゃんならこうするだろうなって。



「私、探してくる!」


「ちょ……っ、咲希ちゃん!」


行かないで。


そう言いたかったけど、咲希ちゃんらしい行動に笑みがこぼれた。



ほら、やっぱりね。


咲希ちゃんならきっと、誰になんて言われようと探しに行くんだろう。