光ることを忘れた太陽。


「咲希ちゃーん」


「あ、凛ちゃん!」


教室を出ると、隣の教室から凛ちゃんも出てきたところだった。


ちょうど体育委員会も終わったところみたい。



「って、武琉くん……っ//」


凛ちゃんは武琉の姿を見て、顔を赤く染めて驚いてる。


見た感じだと凛ちゃんと武琉は知り合いみたい。



小学校が同じだったのかな?


武琉はやっぱり顔が広いんだね。



そう思っていると。


「咲希ちゃん、あのね……」


凛ちゃんに小声で耳打ちされた言葉に、思わず「えっ!」と驚いてしまった。



だって、凛ちゃんが言ってた「告白して振られた人」が武琉だなんて。


確かに武琉はかっこいいもんね。


好きになるのもわかるけど……凛ちゃんのこと振ったんだ。



私が首を突っ込むことじゃないと思うけど、凛ちゃんみたいないい子はそういないのに。


凛ちゃんは今でも好きみたいだから、この恋は応援してあげたいな。