光ることを忘れた太陽。



「これで保健委員会を終わります」


委員会の説明が終わり、今日は解散。


尚、待ってるかな。



そう思って急いで帰る準備をしていると。


「咲希ちゃん!」


「……え?」


いつの間にいたのか、私の目の前にはさっきの尚の友達がいる。



それに、今普通に「咲希ちゃん」って。


初対面なのに気さくな人なんだなぁ。


声も笑顔も優しそうだから、友達も多そう。



「尚也の彼女さんだよね?よろしく!」


もう尚のこと「尚也」呼びなんだ。


5組で上手くやってるみたいで良かった。



「うん。よろしくね!えっと……」


「武琉でいいよ」


名前がわからなかった私に、そう笑顔で言ってくれた。



「じゃあ、武琉!よろしくね」


尚の友達と仲良くなれて良かった。


共通の友達がいると、みんなで遊んだり話したりできるからいいよね。


そう思いながら武琉と一緒に教室を出た。