光ることを忘れた太陽。


「でも、ここには何人も男子がいるんだもん。もっと好きになれる人、きっと見つかるよ」


凛ちゃんを幸せにしてくれる人が現れるといいな。


だってこんなに素直で可愛くていい子なんだもん。


そんな子を振るなんて、その人は本当にもったいない。



私にとっての尚みたいに、笑顔でいられる人がきっと見つかるよ。


だから、応援してあげたい。


それからお互いの話をして、私達は教室へ戻った。




◇◆◇



「5組の石塚武琉(いしづかたける)です。よろしくお願いします」


保健委員の自己紹介。


そこで、さっき尚と水飲みに来てた人を見つけた。



身長は低めで細めな体型だけど、真面目そうでかっこいい。


もちろん、尚の方がかっこいいけどね。


尚も爽やかだけど彼も爽やかで、朗らかな笑みが印象的。



と、よっぽど凝視していたのか、私の視線に気づいたらしい彼。


こっちを見てニコッと笑うと、そのまま席に着いた。