光ることを忘れた太陽。


「今のかっこいい人、誰?」


隣の凛ちゃんが目を輝かせながら言う。


「私の彼氏だよっ」


恥ずかしいけど、本当のことだもん。



「そうなんだ!お似合いだね」


凛ちゃんは相変わらずの笑顔でそう言ってくれた。



お似合い、かぁ。


私と尚じゃ不釣り合いだと思ってた。


尚は学年1のイケメン。


でも私はどこにでもいる平凡な女子。


尚が私のどこを好きになってくれたのかくれたのかわかんないけど、自信もっていいのかな。



「凛は好きな人いたんだけどね…振られちゃったんだ」


そうだったんだ……。



振られる側の気持ちってあまり想像できないけど、辛いよね。


勇気を出して告白したのに、相手は違う気持ちだったってことでしょ?



「今は恋愛にのめり込む暇ないから、って言われちゃって」


凛ちゃんがその人のことを本気で好きだったってこと、よく伝わってくるよ。



「ここの学校なんだけど相手は5組だし……。ツイてないよね……」


凛ちゃん……。


5組ってことは、尚と同じクラスだ。