ー夜ー
(はぁ今日はいい日だったな〜。)
ベットであおむけに寝転がる。
ウサギのまくらにだきつく。
(先輩どう思ったのかな……?)
すると、
「六花〜〜〜!!」
父から呼ばれた。
「なーにー?お父さん。」
父から呼ばれたのは、初めてで、なぜか、
気になった。
階段を1歩1歩おりていく。
(なんか、嫌な予感。)
一階の家族の所へ行くのが
何となく嫌だった。
(いや、でもお父さんから呼ばれたのって
初めてだしいきたい!
けど、なんか、行っちゃダメな気がする。)
頭の中で会議をとっている。



考えた末に言ってみることにした。
「六花、こいつはお前の許嫁だ、
今日からこいつはここに住むことになった。」
父は説明をかるくした後に、男の子が口を開いた。
「こんにちは、五十嵐隼也です。
今日からお世話になります。」
(許嫁……!?)
ー続くー