「………は?お前なんでこっちなんだよ」


え?


恭介先輩の声でハッと気がつくと、目の前には梓先輩と美和ちゃんの姿がある



バッと隣を見るとそこには、恭介先輩がいて
チラッとネックレスが見える。



「え……っ、あ、今日はこれでやりましょう!」

「はぁ!? どうしたんだよ、高瀬」


私の提案にびっくりする恭介先輩と、ジッと私を見つめる美和ちゃん。


「まあ、いいよ。そっちの方が俺も
集中出来るし。」


梓先輩は、すんなり受け取った。



そして、私たちはいつもと違う席で
勉強を始めた。