そして、体育着に着替えた生徒が次々と出てくる私はベタッと張り付いて、窓を見る


「あっ、先輩いた!」


「あんた……はあ……」


美和ちゃんは呆れて、本を読んでるけど
私は携帯を握りしめて先輩を見る。


そして、先輩が上を向いて




目が合っ……た


そう思った瞬間先生がドアを開けて入ってきた




「おい、高瀬何してんだ」


「あっ……はは」


笑って私は静かに席に座った