こいつにだけは、知られたくなかったと言わんばかりの顔



「え~そうなんですか!」


楽しそうにする私に、美和ちゃんは叩いた


「すいません、見張っときます」


そう言うと美和ちゃんは片付けをした



「えっ、ちょっと待ってよ~!」


私も慌てて、先輩達のあとをついてく美和ちゃんを追っかけた。




そして、お別れすると、ジュースを飲みながら窓際待機する私に対して、美和ちゃんは


「本当にキモいよ」


と、冷たい一言を放った。