「……っ、美和ちゃん! 私、大丈夫!また頑張るね」 無理に、元気を作って私は美和ちゃんの腕から離れた。 「……そっか、わかった」 美和ちゃんは私が空元気ってことはきっと、 分かってたんだろうけど何も言ってこなかった。 大丈夫。きっと、明日から普通にできる 何も無かったかのように、振りまうこと そんなのへっちゃらだよね。