ギリギリセーフだった私は、とても楽しく授業を受けた。 授業を終えて、速攻で美和ちゃんの席に行くと笑顔で話しかけた。 「みーわーちゃーんっ」 「なんなのその笑顔」 「明日から勉強教えてもらえるよ~!」 私がそう言うと、美和ちゃんは興味なさそうにお弁当箱の準備をしていた。 「まあ、よかったね」 「うん!」 私は、頷いて美和ちゃんを見ると、美和ちゃんもちょっぴり嬉しそうだった。