「今週の土曜日、クラス会やろうってなったんだけど…姫野さん、来られる?」 この声は、学級委員の水田 さん。 「…あ…えっと…」 目線を教科書から離さないまま口ごもる。 行かなきゃ何も変わらないと思えば思うほど緊張して思うように言葉が出ない。 「あ、来たくなかったら全然大丈夫だよ!気にしないで!」 「…あ…すみません…」 「ううん。ごめんね、勉強の邪魔しちゃって!」 水田さんはそういうと、ササッと私の視界から見えなくなった。