「…あれ?もう紙コップ足りないかも!あと紙皿も!」
「あ、私…取りに行ってきます!」
クラスメイトの声が聞こえて、そう返事する。
「ありがとう姫野さん〜ごめんね〜!戻ってきたら休憩入って大丈夫だから!」
「はいっ」
教室を飛び出して、渡り廊下を挟んだ隣の棟にある空き教室へと向かう。
確かあの教室に、先生たちが用意してくれた消耗品があったはず。
たくさんの人混みを、アリスの格好で歩くのはどうも恥ずかしい。
教室の中で着る分にはだいぶ慣れたけど。
一歩教室の外に出ちゃうと…ねぇ。
早く取りに行こう。
私は少し早歩きで空き教室に向かった。



