クールなヤンキーくんの溺愛が止まりません!




「…1人で帰れる?」


「大丈夫ーー!」


終始ニコニコしたまま、お土産のクレープの入った袋を手に持って立ち上がった兄ちゃんは元気よく返事をする。


本当に大丈夫かな?


一応、あとでお母さんにメールしておこう。



「じゃあ、気をつけてね?」


「はぁーい!バッバーイ!」



私はヒヒッと笑いながら人混みを歩いていくお兄ちゃんの背中を見つめる。



きっと。



私のこと、すごく心配して来てくれたんだろうな。


黒川くんと喧嘩したとき、相談したのはお兄ちゃんだったから。


ありがとうお兄ちゃん。


今日だけはごめんなさい。