俺に押し倒されること期待して、赤い顔して俺の視線から逃れる。


「美亜ちゃん、こっちおいでよ。」



いつも、こう言うと美亜は…



やだやだって逃げて、俺に捕まえられるんだ。



からかってるわけでも、

いじめてるわけでもない。




俺って素直じゃないから誤解されやすいんだけど


俺は精一杯、こいつを大事にしてるんだ。





それをな、

こいつはちゃ~んとわかってくれてる。




だから、俺は美亜と一緒にいると楽なんだ。