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私の涙が止んだ頃にはまだ明るかったはずの空はすっかり暗くなっていた。
「春輝くん!ごめんなさい!!
私ずっと泣いてて、もうこんなに暗くなっち
って、お家の人心配してるかも!」
「大丈夫だよ、絵麻ちゃん。
家族にはさっき遅くなるっえ連絡したから、そんなに謝らないで。俺が好きにやってた事だし。」
私が泣き止むまでずっと背中をさすってくれていて、今でも私を落ち着かせようとして優しく言葉をかけてくれる春輝くん……。
今まで話したことなかったけど、こんなに優しい人だったんだ……。
「うん。ありがとう春輝くん!!」
笑顔でそう答えると、
「うん、絵麻ちゃんには泣き顔は似合わない。笑ってた方が絶対にいいよ。言いにくいこともあるかもしれないけど、何かあったらいつでも俺聞けるから、溜め込まないで相談して。」
「ありがとう。春輝くんとは今まで喋ったことなかったから分からなかったけど、話してみると春輝くんってとってもいい人なんだね!!」
