どうかこの声あなたに届けて


昔、いっくんと一緒に遊んだ公園。


「懐かしいなぁ……」


数年ぶりに来た公園には昔のように小さな子供が遊ぶ姿は見られないけれど、公園の雰囲気は昔のまま変わらないでいたから私は嬉しくなった。


私は公園を歩き回ったあと、ブランコに座った。


ギーギーギー……


ブランコに乗りながら私はさっきの出来事を思い出した。


綺麗な子がいっくんに駆け寄って行った。

そして、その子を見た瞬間のいっくんの笑顔。

忘れたいのに、忘れられない。

そして私はまた謝ることが出来なかった……。

「もうどうしたらいいか分からない……。
分からないよぉ……うぅっ……。」