歪んだ愛の結末は。

「おい、おきろ。」

ん...?
私はゆっくりと目を開けた。

「...。」

あれ、なんで男の顔がドアップにうつってるんだろう。
うーん。気のせいか。

「きのせいじゃねーよ。さっさとおきろ。」

「きゃああああああああああ。」

「あーうっせぇー。」
そういいながら、男は顔を遠ざけた。

「お前の声、耳に響く。」

いやいや。此所で叫ぶのは普通な反応でしょ!