自然と笑みがこぼれた。

「ありがとう、ございます。でも、臭いがきついのではずしますね。」

蓮の可愛いところを見てしまった気がする。
こんなに背が大きくて、目付きも鋭いのに...
なんか意外。

だめだ、笑っちゃう。
つぼったかも。

彼の方をみると、不思議そうな顔で私を見つめていた。

「今はネギを首に巻く人少ないですよ。でも、嬉しかったです。」

怖い人だって思ってたのに。
わかんないや。