「全部食えたな。」

蓮は私の頭を撫で、お皿をさげに部屋を出ていった。

歯磨きしよ...。
私は寝ぼけ眼のまま、歯ブラシを口に突っ込んだ。

結局なんで私なのかわからないまんま。
誰も教えてくれない。
...一生、此所にいるのかな。
...その前に殺されちゃうのかな。
よくテレビでそんなニュースみるし。
此所に来てそんなに時間はかかってないはずなのに、疲れた。


もうどうにでもなれ!!
火傷の跡が鏡にうつる。
...でも、痛いのは嫌。